企業が取り組むべき節電対策とは

この度の東日本大震災の影響で、今夏の電力供給不足が懸念されています。

政府の電力需給緊急対策本部は5月13日の会合で、今夏の東京電力、東北電力の供給エリアにおける需要抑制目標を、大口需要家、小口需要家、家庭の3部門共通で一律15%とする目標を決めました。

既に、オフィスの照明を暗くしたり、使用しない機器のコンセントを抜くなど、さまざまな節電対策に取り組まれている企業も多いでしょう。しかし、15%の削減目標は簡単には実現できません。身の回りの節電を行うだけでなく、ワークスタイルの見直しまで含めた節電への取り組みが必要となります。日立システムズではこの度、こうした企業の取り組みをサポートするために、クラウドや仮想化サービスなどを活用した「省電力ソリューション」を発表しました。今回は、「オフィス対策」と「データセンタ/サーバー室対策」という2つの柱で構成された本ソリューションをご紹介します。

オフィス省電力についてデータセンタ省電力について省電力診断について共同省電力ソリューションについて

オフィス省電力について

広い分野での活用が期待できるも、目的の明確化が必要

オフィスビルの電力消費量のピークは、一般的に朝の出社時と言われています。夜に温まった部屋を冷やすためのエアコンと同時に、出勤する社員を運ぶエレベーターがフル稼働し、照明が一斉に点灯され、各デスクのPCも起動します。部署やフロアごとに出勤時間をずらすことで、ピークを分散することも可能ですが、さらに大きな節電効果を実現できるのが「在宅勤務」です。
イメージ図:オフィスの消費電力の内訳

市場開拓本部 伊東 靖浩

在宅勤務といいますと、セキュリティに不安を感じるかもしれませんが、当社ではPKI認証リモートサービス「SSCom」によるセキュアなネットワーク接続を、クラウドの仮想デスクトップと組み合わせるシンクライアント環境を構築することで、安全・安心な在宅勤務の実現を可能にするソリューションを提供しています。すでに採用いただいた企業も多く、シンクライアント端末を活用したオフィスPCの電力削減効果が54%という試算結果(※)も出ています。

※ 従業員500人がPC500台を使用しているオフィスを対象とし、シンクライアント500台+サーバー+ストレージからなる仮想デスクトップ環境を導入。さらに100人/日が在宅勤務していることとして試算。

もう少し詳しく知りたい方はこちら「オフィスの省電力サービス」を見る

データセンタ省電力について

データセンタ利用で、サーバーなどのIT機器や空調の消費電力を削減

従来企業内に置いていたサーバーなどのIT機器をデータセンタにアウトソーシングすることで、社内で利用するIT機器の電力だけでなく、空調に費やす電力も節約が可能となります。さらに、仮想化によるサーバー統合を実施すれば、サーバー台数を大幅に削減することも可能です。まずは当社データセンタでサーバーをお預かりし、リース切れのタイミングで仮想化を行い、サーバーの物理台数を削減することでさらなる節電対策へのステップへ移行していく方法も効果的です。

当社では首都圏以外にも、関西や九州、海外ではタイなどにデータセンタを保有しています。そのため、サーバーの遠隔地への移行はもちろん、事業継続やディザスタリカバリの用途にもご利用いただくことも可能です。また、セキュリティポリシーの問題などから、遠方のデータセンタ利用が難しいケースでも、敷地内に設置できる当社の「コンテナ型データセンタ」のラインアップを、1ラック分から用意しています。

ネットワーク・クラウド 営業本部 宇根 照男

イメージ図:アウトソーシングと仮想化の2段構えで、節電対策を

もう少し詳しく知りたい方はこちら「データセンタ/サーバー室の省電力サービス」を見る

省電力診断について

「診断」からはじまる省電力ソリューション

省電力ソリューション」は、クラウドですぐにご提供できるサービスをはじめ、多数のメニューから構成されています。省電力診断から始まり、個別のサービスを組み合わせた最適な提案、実行、電力監視までを含む総合的なソリューションです。お客さまの環境によって有効なメニューの組み合わせは異なります。そこで、事前に簡易診断を施し、コスト面の問題も考慮して、導入の順番も含めた最適なご提案をいたします。

オフィスの省電力サービス」では、各フロアに電力使用状況を表示し、節電行動のアドバイスを通知するなど、節電のモチベーションを向上させるマインドの問題にも取り組み、ワークスタイルの変革に取り組んでいきます。簡易診断フェーズは無料となっておりますので、お気軽にご相談ください。

図:省電力ソリューションの導入手順

共同省電力ソリューションについて

中長期的な節電対策にも対応

省電力ソリューション」は、2011年10月の合併に先立って、当社、日立情報システムズと日立電子サービスが共同で取り組む最初のソリューションサービスです。
従来から両社ともに省電力関連のサービスを多数提供していますが、両社のソリューションを持ちより組み合わせることで、さらに幅広いお客さまの多様なニーズに応えることができるようになりました。クラウドサービスやシステム構築サービスで定評のある当社と、IT機器の保守やフィールドサポートを得意とする日立電子サービスとのシナジー効果により、大きな節電効果が期待できます。この夏だけにかかわらず、この先を見据えた中長期的な節電対策を、設備とサービスの両面を組み合わせたソリューションでお手伝いいたします。

イメージ図:両社のシナジー効果で、節電対策をがっちりとサポート

もう少し詳しく知りたい方はこちら「省電力ソリューションとは?」を見る

関連ソリューションのご紹介

政府の今夏に向けたオフィス内の節電対策。

政府の今夏に向けたサーバー室やデータセンタの節電対策。

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